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タイ日記;メークロン駅の線路市場

タイはバンコクから西へ約60km。


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(Dが出発点、Bが目的地)

バンコクから伸びる国鉄のローカル線(ウォンウィアンヤイ〜マハーチャイ/バーンレム〜メークロン)を2本乗り継いで行った所が、(終点)メークロン駅。

メークロン駅があるメークロン線は超ローカル線で、1日に4往復(8本)しか通らない。「優良な土地を遊ばせるのは勿体ない。列車が来たら避ければいいじゃないか」と、商魂たくましいタイ人は線路内敷地に屋台を出す。

"タラート・ローム・フープ"

直訳すると「傘たたみ市場」。
傘といっても雨用の傘ではなく、店舗用簡易型の「日よけ」の方が正しい。

線路内敷地の市場なので、いわゆる「線路市場」だ。

P1040929

列車が通る5分前の合図で、各屋台は並べている商品を片付けて列車が通り過ぎるのを待つ。通り過ぎたらまた商品を出して営業・・といった具合。

かつてはバンコク都内でみられたが、今はこういった光景は国鉄ローカル線でしか見ることが出来ない。


行き方;

BTSウォンウィアンヤイ駅(終点)→(徒歩約8分;約1km)→国鉄ウォンウィアンヤイ駅→(約1時間)→国鉄マハチャイ駅(終点)→渡し船で対岸→国鉄バーンレム駅→(約1時間)→メークロン駅(終点)。

帰路はメークロン駅至近にあるミニバスで、バンコク中心部の《戦勝記念塔》まで直通で戻れる(約1時間)。


まずバンコク都内各地から《国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅》Wongwainyai に行く。


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(地図の黄色線AはBTSのウォンウィアン・ヤイ駅。国鉄のウォンウィアン・ヤイ駅は左側中央の電車マークの駅)

★公共交通機関:BTS(スカイトレイン)のシーロム線西の終点《BTSウォンウィアン・ヤイ駅》へ行く。この駅の改札は1つ。右側(改札を背にして右)の階段を降りて、高架下の大通り(クルン・トンブリー通り)を進行方向に歩く。

BTSの駅から約200〜300m(この間もBTS高架はズーッとある)。最初の大きな交差点を右折(ソムテッド・プラチャオ・タクシン通り)。この交差点で反対車線に渡る。横断しないと渡るチャンスはほぼない。

ずーっと直進すると大きなロータリー(ウォンウィアン・ヤイ)にぶつかるが、その手前を左折すると《国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅》に着く。

目印はロータリーに向かって左側にあるセブンイレブン。ここから10mほどロータリー方面に直進した左側にある細めの道(シャルンラット通り)を左折。20mくらいでプラットホームが見える。これが国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅。BTSの高架とクロスする大きな交差点から約600mほどの距離。

★タクシー;タイ語 พาไปส่งที่สถานีรถไฟวงเวียนใหญ่่ =ウォンウィアンヤイ駅に行ってください。


国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅入口。

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(ソムテッド・プラチャオ・タクシン通りを左折、20mほどで駅。だが一見、駅とはわからない。列車が入線していれば駅に見える)

生活臭がプンプンする国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅。この一帯はバンコクの下町なので歩き回っても楽しい。

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ホームは食事系屋台が充実している

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(先頭車両から駅を見渡す)

切符売り場はホームにある。

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切符は終点のマハーチャイ駅 Mahachai まで買う。
片道10バーツ。

国鉄ウォンウィアンヤイ駅 →マハーチャイ駅は1日17本ある。
(5:30, 6:25, *7:00, 7:40, 8:35, 9:40, *10:40, 12:15, 13:20, *14:25, 15:25, 16:00, 16:30, *17:05, 17:35, 18:35, *19:10, 20:10・・*印=冷房車両連結)

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車両は日本製のディーゼル車(1985年製の日本車輌)。冷房なしの3等車が基本だが、冷房付き2等車両が連結される時もある(料金は20バーツ)。

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1時間弱のローカル線の旅。
停車駅は17で運行距離は約31km。

P1040865
(ワットサイ駅、ここで上下線の入れ替え)

車窓からの景色は、細い運河を利用した水上住宅、密林、畑、造成地など変化に富んでいる。


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マハーチャイ駅着。
(この駅は複線。あとワットサイ駅で上下線の入れ替え)

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(マハーチャイ〜バームレム)


マハーチャイ駅構内にもこれから行くメークロン駅のような傘たたみ市場(タラート・ローム・フープ)がある。

マハーチャイ駅は線路市場というより、「市場の真ん中に駅舎と線路がある」感じなので、列車が動かない限り線路の縁にまで品物が並ぶ。列車が動く直前に一斉に片付けるのは同じ。

駅構内には屋根があり商品が鮮魚や乾物が多いため独特のニオイがこもったりする。またこの駅には複数の線路が敷設されているので、単線のメークロン駅の市場より緊迫感がない。

列車がほぼ1時間に1本あるため、これらの作業は1時間に1本見られる。メークロン駅まで行く時間がない場合は、この駅の市場でも充分楽しめると思う。

P1040871
(駅構内は右端。構内の方がよりカオス)

マハーチャイ駅前には(ターチン川に面した)マハーチャイ漁港があるため活気がある。そして漢字が目立つシノタイ(華僑/華人)の町。

鮮度のいい海産物が安く買えることもあって、いつも買い物客で賑わっている。

ただ一番活気があるのは飲食関係者が買い付けに来る深夜の2〜4時頃らしい。海鮮レストランで出されるような(金目の)海老が取引されるのもこの時間。タイでもっとも海老の取引がある市場らしい。

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マハーチャイの町に泊まって深夜に市場に行くことを強く勧められる。海鮮料理もバンコクより安く美味しい。

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小船に乗ってターチン川を渡り、対岸のバーンレム Banlaem に行く。
(マハーチャイ駅の駅舎を背にして通りを右に行く。細めの川を渡って左折すれば乗り場;所要5分)

★ท่าเรือรถไฟที่จะไปบ้านแหลมอยู่ที่ไหน=バーンレム行きの船着場はどこですか?

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片道3バーツ。
バイクも乗れます。

P1040877_2

対岸に渡る航路は2路線。
どちらに乗っても可。

P1040882

1本は対岸の国鉄バーンレム駅の出発に合わせて出発する「バーンレム駅行き」。列車の出発到着時刻に合わせて運行しているので1日4往復のみ。川に面しているバーンレム駅にドンピシャな到着。

もう1本は「バーンレム市場」行き。

P1040884

バーンレム市場行きに乗った場合、降りたら直進し(アーケードを抜けた先の)四つ角を右折。市場というか商店街は大きくない。乾物屋中心の閑散とした商店街。

バーンレム駅に向かう道沿いでは、イカや魚を日干しにした光景が見られる。

P1040889

400mほど直進すると大きな寺と学校があり、これを過ぎると急に道が細くなって(民家の軒先風の道)線路というかプラットホーム風の建物に出る。ここがバーンレム駅。写真を撮りつつ徒歩10分弱。

P1040891
(バーンレム駅)


バーンレム駅は住宅地にあり、寂れたプラットホームに店舗が5〜6軒あるだけ。右奥(川方向)には動けないのか修理中なのか、運行しない列車が放置されている。

廃線跡かと見間違う駅。

切符は(川に面した)右奥の駅舎で買う。
片道10バーツ。

バーンレム駅→メークロン駅;7:30, 10:10, 13:30, 16:40・・4本のみ。

P1040897

入構した列車はホームからはみ出ている。

P1040903
(置かれている列車は自走不能)


バーンレム駅〜メークロン駅の国鉄メークロン線では、マングローブや塩田、エビ養殖場が広がる。

停車駅は13で運行距離は33km強。

P1040911

塩を袋詰めにした小屋も散見。

P1040914

マングローブは手つかずっぽい。

P1040922


先頭車両に乗っている車掌に「運転室(最前列)に行きたい」と伝えると、快くOKが出る。ジェスチャで大丈夫。

そしていよいよ・・・・・

メークロン駅に近づくと、最徐行しつつ運転手は何やら無線で話す。

線路はずーっと単線のままだ。

そして・・・・

メークロン市場に突入(笑)

P1040925

狭ッ!

日よけの庇を折りたたんでいる!

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皆、同じポーズだ(笑)

P1040931

タイの列車は車高が高いので、線路ギリギリに商品があっても籠程度の高さなら擦ることはない。

市場は距離にして約200mくらいだろうか。

終点;メークロン駅。

P1040934

駅のプラットホームは屋台系の食堂街、衣服など売っている。

Google Map(メークロン)


メークロン駅の進行方向に50mくらい歩くとまた川がある。
これはメークロン川。

P1040933_2

列車をおりて線路市場《タラート・ロム・フープ》を歩いてみる。線路沿いに来た方向(バームレム駅方向)に歩けばいい。

P1040938

ここの市場はほとんどが食品を扱っている。線路の両側には建物が建ち並んでいるので、各店舗(多くが屋台だけど)の奥行きは狭い。しかも単線・・・。

P1040939

地面をみないとここに「線路が敷かれている」とはわからない。

メークロン駅舎方面から

カンカンカンカンカーーーーーン!

という鐘の叩く音。

電車の出発5分前の合図だ。

「列車が来るぞー!」
「じゃあ、店をたたむか・・・」

P1040951

日よけを慌ててしまうと思いきや、結構のんびり畳む。
ただ商品陳列棚を奥にしまうときだけは俊敏。

一部の店は商品棚を置く地面を舗装(または加工した岩を並べる)。商品台にキャスターをつけたり、商品台を引き込むための線路や溝を敷設してスムーズに出し入れをしている。

P1040952

列車が見えてきた!

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超低速で進んでいく。

P1040958

P1040957_2

うわぁーーギリギリだぁ!

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そして列車はバームレム駅方向へ去っていった。

P1040962_2

すぐさま、日よけを出して商品を元通りに並べる。

P1040964_2

P1040975_3


メークロン線は単線なので、1つの列車が終点から終点まで往復するだけ。折り返し運転。またマハーチャイ線がほぼ定刻通りの運行だが、メークロン線はよく遅れる。

メークロン駅に入構するのは1日8回(4往復)。
6:20, 8:30, 9:00, 11:10, 11:30, 14:30, 15:30, 17:40

つまり一連の作業を1日8回みることが出来る。
(バームレム駅に戻る最終列車は15:30)

なおメークロンの町は、市場以外は見所はさしてナシだが、安くて美味しい食堂は多い。

メークロン駅→バーンレム駅へは、6:20, 9:00, 11:30, 15:30・・4本のみ。

マハーチャイ駅→ウォンウィアンヤイ駅へは、4:30, 5:20, *5:55, 6:25, 7:00, 8:00, *9:35, 10:40, 11:45, *13:15, 14:25, 15:25, *16:00, 16:30, 17:35, 18:10,19:00・・・17本(*印=冷房車両連結)。


活気のある曜日は金〜日の3日間。

旅情を求める派のお薦めコースは・・・

(1)国鉄ウォンウィアン・ヤイ駅を8:35amに出る列車に乗る(マハーチャイ駅の市場をじっくり見たければ1本前の7:40amが良いかと)。
(2)終点の国鉄マハーチャイ駅に9:30am頃、到着。
(3)渡し船に乗って対岸に渡る。所要5分。
(4)対岸の国鉄バームレム駅を10:10amに出る列車に乗る。
(5)終点の国鉄メークロン駅に11:10am頃、到着。その約5分前に市場内を通過。

(6)市場内をぷらぷら
(7)国鉄メークロン駅を11:30am頃に出発する列車および市場をみる。
(8)国鉄メークロン駅至近のミニバスターミナルから、バンコク(戦勝記念塔=アヌサワリーチャイ)行き直通に乗って戻る。


メークロンのミニバス(ロット・トゥー)乗り場。

P1040983
(メークロン側の乗降地は異なるので注意)

ミニバスの乗り場は、駅(線路)の進行方向右側の栄えている方(バームレム駅方向をみるなら左側。反対側は住宅地)。

駅と平行するソンテウ(乗合トラック)の乗り場がある大通りを、バームレム駅方面に向かって少し歩くと、セブンイレブンがある(この町には1軒だけ)。セブンを通り過ぎ最初の角を左折(大きな道)。40mくらい歩いた突き当たりのすぐ手前の右側にある。

google Map

所要時間は約1時間、70バーツ。
明瞭会計。

トヨタのハイエースロングで16人乗り。アクセルベタ踏み(推定速度120km以上)でとてもスリリング(笑)

戦勝記念塔=アヌサワリーチャイの到着地(出発地)は、BTS戦勝記念塔駅からモーチット方向パホヨーティエン通り沿い(この通りの上にはBTSの高架がある)。目印はBTSの下を交差する高速道路の高架下の交差点。


または【バンコク南バスターミナル行き】の996番のバスもある。こちらは60バーツ。メークロン駅から徒歩10分くらいにある小さな運河沿いが乗り場。

※セブンを通り過ぎ最初の角を右折(大きな道)、線路を渡る。5分くらい歩けば大きな交差点に出るので左折。細い運河を渡った右側にある。チケットは小さい待合室で買う。バスはここが始発ではなく途中乗車。


軍ヲタ的には《メークロン》といえば・・・

戦前の1937年、タイ海軍(士官候補生訓練)のために浦賀船渠にて建造した「ターチン級練習艦メークロン」ですな。

戦中戦後を生き抜き、1965年には日本に来航。1995年までは訓練に使用されていた。今は新造時の姿に復元されて、タイ王国海軍のサムットプラカーン基地(サターン・タークアカー・バンプー)に陸上保存されている。

※行き方
バンコクの伊勢丹やスクンビット通りを走る511のバスで《サムローン》に行く。生鮮市場の奥にある渡し船で対岸に着いたら、20番のバスに乗ってPhra Chulachomklaoに行けばすぐ。海沿いにあり普段は市民の憩いの場所として開放されている。

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