2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

-外国為替-

« 上海日記;上海蟹(大閘蟹) | トップページ | 上海日記;老街 »

上海日記;B級めし

上海と言えば《小籠包》という。

ルーツは諸説あるが、1871年に上海近郊の嘉定県南翔鎮にある菓子店の古猗園が売り出した《南翔大肉饅頭》にあるらしい。名前は略して《南翔小籠包》と呼ばれていた。

1900年に弟子が上海で長興樓(のちに南翔饅頭店)を興して、技術的に改良した南翔小籠包を売り出し、これが上海名物の点心になったそうだ。因みにショーロンポーは上海語(普通語;シャオロンパオ)。

P1020115
(上海は預園にある南翔饅頭店;2009年7月訪問)

今や小籠包を扱う店は星の数ほどあるらしいが、共通点はある。

直径はほぼ3cm。

小麦粉を発酵させた生地を薄く伸ばして、特製の餡とゼラチンを包み込む。餡は豚挽肉+豚皮や脂に野菜などを練り込んだもの。ゼラチンの基本は豚の皮を煮込んで冷やして出来た煮こごり。鶏肉の煮こごりを使う場合もあり。大量生産の工業品だと人工的に作ったゼラチンを入れるそうだ。

生地に餡を乗せて14個以上のヒダを作りながら包み閉じる。
これを蒸籠にいれて高温で蒸し上げる。

P1020111
(上海は預園にある南翔饅頭店;2009年7月訪問、15元くらい)

蒸し上がった小籠包は、箸でつまみ上げて蓮華にのせて、まず溢れ出るスープ(ゼラチンが溶けたもの)を味わってから全体を食べるのが一般的。上海では小籠包のタレは、鎮江香醋=黒酢に千切り生姜を入れたもの。


南翔饅頭店以外で、小籠包が美味しい!という店に行ってみた。

◎富春小籠館
(愚園路650号。地下鉄2号線江蘇路駅から徒歩10分)

P1040120

入口で食券を買って席に座るスタイルで地元民の超人気店。超上質のスープは実に美味しい。6個で5.5元くらい。蟹肉入りになると6個で12元。

P1040122

◎小楊生煎館
(呉江路54号。地下鉄2号線南京西路駅から徒歩2分。SCの2階)

蒸すのではなく、鉄板で焼く小籠包の人気店。
焼いた小籠包を《生煎》という。

P1040235

餡に使う豚肉は湯通ししているため、意外とさっぱり。スープは豚骨の煮こごりを使っている。4個で5.5元だったかな・・

- - - - -
最近の流行だそうだが、スープをメインに味わう小籠包がある。
《湯包》と呼ぶ。

サイズは日本の肉まんとほぼ同じ大きさ。製造方法は小籠包と同じだが、たっぷり入ったスープを楽しむため創意工夫されている。蟹味噌や蟹肉が入ったものは、蟹黄大湯包など。

P1040139
(1つ15元)

天然の上海蟹を使ったものは、小籠包の名店(南翔饅頭店など)で味わえる。


上海に限らず中華圏では《小吃》と呼ばれる小皿料理の店が便利。雲呑、各種点心、豆腐花、野菜料理など種類は豊富。しかも安い。

P1040138

P1040141
(全部で60元ほど)


東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の名物料理;串羊肉。
いわゆる羊のシシカバブ。

シルクロード要衝・東トルキスタンに住む(中央アジア・トルコ系)新疆ウイグル人の料理。ハラール(イスラーム法で許可されたもの)を遵守したムスリムの料理を清真料理という。新疆料理は清真料理なので、豚肉は勿論、鱗のない魚介類や(調理)酒なども使わない。

漢民族でもイスラームを信仰している人々を回族と呼ぶ。回族の料理は一般的な漢民族の料理に準じているが、新疆料理はトマトを使ったものが多く、辣椒を多用して総じて辛め。

P1040126

新疆では串羊肉をジク・カワープと呼ぶ(普通語でチュアンヤンロウ)。赤身と脂を分けながら小振りに切った羊肉を、玉葱や秘伝の香辛料を揉み込んで下味をつける。赤身・赤身・脂・赤・脂など店独自の順に串刺しする。

塩・辣椒・クミン粉・トウガラシ粉などをふりかけながら炭火焼きをする。

P1040227

主食はタンドリー竈の内壁に貼り付けて焼き上げたナン。

新疆のナンはウズベキスタンのナン同様、中央部を薄くして模様を押し入れたものが多い。これをアク・ナンと呼ぶ。焼きたては香ばしい。外はパリッ、中はフカフカ。

P1040232
(ナンも含めて30元)

新疆料理店では宗教的理由から酒を出さない店も多いので、出来たてを持ち帰り、ビールの肴に串羊肉を食らうのが私のスタイル☆

(つづく)

.
.
.
にほんブログ村 旅行ブログ 旅行グルメへにほんブログ村 旅行ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ

ぽちっ・・・ありがとうございますっ☆

« 上海日記;上海蟹(大閘蟹) | トップページ | 上海日記;老街 »

zone(東アジア)」カテゴリの記事

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

chick白髭さま
マクドナルド。中国語というか広東語の「麦当劳=マイダンラオ」ですね。価格は地域差があったように記憶しています。
ここに値段対比表が出ていました。
http://www.taipeinavi.com/special/5004508
中国ではマクドナルドは中級レストラン扱いなので、物価に比べるとかなり高いですよ。何せ「外食は高く、自炊は安い」という上海ですので。

ハルさん、さっそくの対応ありがとうございました。
思ったより安いものではないですね。
でも、食べてみたいですね。
ちなみにMacのハンバーガーはいくらくらいですか?

chick白髭さま
は〜い!
値段表記しましたっ。
何日も前の話ではないのに、もう値段がうろ覚えw

上海には前々から行きたいと思っていました。中国は北京、天津、深州しか行ったことがありません(香港、マカオは何度も行っていますが)。ハルさんのレポートを見て、ますます行きたくなりました。料理の具体的な値段が分ると助かります。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/532551/50172666

この記事へのトラックバック一覧です: 上海日記;B級めし:

« 上海日記;上海蟹(大閘蟹) | トップページ | 上海日記;老街 »