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北朝鮮旅行3(平壌の高麗ホテル)

幼い頃のハルオさん。

あどけない。
可愛いなぁ・・・今も超かわいいけど(←親ばか)

Tori_okame21

平壌駅に着いた我々を、目利きのガイド嬢(通訳兼ガイド兼監視員;指導員と言います)がピックアップしてくれた。

朝鮮国際旅行社から派遣されているオッサンと目利きのガイド嬢(彼女はエリートな大学卒)、日本がまるで駄目な運転手という3人組(しつこいけど、通訳兼ガイド兼監視員)が帰国まで密着する。客2人にお目付3人って非効率だね〜。

一人旅の日本人青年O君は、これまたエリートな大学卒のガイドと日本語堪能な運転手という組み合わせ。客1人でもお目付は2人は付くのね。

オッサンガイドは、時々語尾に「〜じゃあ」という方言が付く日本語を話し、ほぼネイティブ。日本語は旅行社の専門学校で学んだそうな。

ガイド嬢は大学で日本語を学んだ。細かい言い回しは不得手だけど、ほとんど問題のない日本語を話す。でもネイティブとは言い難いけどね。若くて小さくて純朴で(日本でよく見かける日本語が変なスレた娘とは対極という意味)、可愛い顔立ち。加藤ローサをもっと可愛くした感じだから、日本に住んでいたら入れ食い状態、間違いなし。父親も姉も医師というエリート層出身。

ガイド嬢に「この平壌駅は大きいですねぇ」と言うと、


「はい、偉大なる金日成主席様が私達のために建てて下さいました」


キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!


噂に聞いていた「偉大なる・・・」がのっけから聞けましたっ。もっとも建造物の説明には全て「偉大なる・・・」が冠言葉で付くので食傷気味になるんですが。

なお朝鮮語では金日成はキムイルソンではなく、キミイルソンだそうで。平壌駅は日本時代のものは朝鮮戦争で破壊されたため、朝鮮戦争後にソ連にならった強大な駅を建てた。ホームはだだっ広く、駅舎は天井は高くこれまた無駄にデカイ。

宿泊先は平壌駅の3軒くらい隣にある1985年に建てた《平壌高麗ホテル》だった。

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北朝鮮の格付けでは「特級」と最高級宿泊施設のひとつ。45階建て(140m)のツインタワーで客室は約500とか。最上階には回転レストランがある。ガイド兼通訳兼監視員のお嬢さんによれば「1泊80ユーロくらいかもしれません」と言っていた。

平壌高麗ホテルのウリは、市内中心部にあるため『窓から市民生活が見られる』ということ。建てた1985年は経済がさほど悪化していないためか、分厚い大理石が使いまくられている。

2002年と2004年の日朝首脳会談では、当時の小泉首相が記者会見を行った(ここにプレスセンターがあった)。金正日総書記と小泉首相の会談は、平壌の1度目は百花園招待所(国賓待遇)と、2度目は格落ちの大同江迎賓館(小国の首脳レベル&北朝鮮高官の宴会場)で行った。

オッサンなガイドが言うには「高麗ホテルは少人数グループの観光客か、欧州からのビジネス客が宿泊する。中国人団体客はここには泊まらないから静かだよっ☆」って。


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★後半に続く‥‥★
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旅行者が泊まれるホテルでは、大同江という平壌を流れる河の中洲に建つ、1995年に北朝鮮でもっとも新しい48階建て客室1001の《羊角島国際ホテル》がある。

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羊角島国際ホテルは中洲に建つため、景色はいいけど市民生活はほとんど見られない(中洲から市民が住む団地まで遠い)。また客室を高麗ホテルの2倍に確保したため、部屋は狭いらしい(ここに宿泊したO君の話&オッサンガイドの証言)。中国人&欧米観光客の多くがこちらに泊まる。

※ちなみに北朝鮮での最高級のホテルは、北東部でロシア・中国との国境に接する港湾都市【羅先】に出来た、香港資本の「エンペラーホテル」だそーです。また年間1万人も訪れる中国人旅行客に対応するため、蒼光山ホテル・両江ホテルも使われる。

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クレジット決済は不可。外貨はユーロが主流。レートを考えるとユーロ→ドル→日本円→中国元の順なので、北朝鮮ではユーロがお得(旅行中は1ユーロ=160円で計算されていた)。

ホテル内には各種レストラン、ビアホール、大きな売店、ビジネスセンター、ビリヤード場。地下には、プールやジム、マッサージ、カラオケがある。

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カラオケの入場料は、外国人は1人20ユーロ。オネーチャンの同席サービスとかはない。ビールはハイネケンか北朝鮮のテドンガンビールがあるが別途料金。カラオケはレーザーディスクで、歌は日本語版・中国語版・朝鮮語版があり、日本語の歌はWINKで止まっていた・・・(1980年代後半ってことね)。

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便器は日本製TOTO・・・たぶん本物。



通訳兼ガイド兼監視員の2人&運転手も、旅行期間中は私達と同じ高麗ホテルに宿泊とのこと。当局の方々は1号館の上の方の階に宿泊することになっているそうだ。

私達は2号棟の13階で、部屋の鍵はカード式。部屋は1等から3等まであり、私達の部屋は小さな応接間付きの2等らしい。

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インターネットは全く駄目だが、テレビはNHKBS、BBC、中国CCTVなどが視聴できる。冷蔵庫はテドンガン社製、テレビはチンダレというブランドだった。

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トイレは全て日本のTOTO製。ドライヤーを含むアメニティグッズはちゃんと揃っている。電源コンセントは220Vと110Vが併設。コンセントの数も多く、停電もなし。湯量豊富でストレスは全く感じなかった。


北朝鮮国民はホテルに宿泊する際、居住地の当局が発行する許可証がないとダメ。高麗ホテルのような超一流のホテルは1泊が推定80ユーロ(ガイド談)だから、平均月収5万円ちょい(表向き)の北朝鮮庶民は、泊まれるはずもない。

では何処に泊まるのか?と聞けば、かなり渋っていたけど「旅館でグループ(相部屋)で泊まります」とのことだった。

部屋(13階)からの景色はこんな感じ。

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ついでなので2号棟34階に行ってみた。

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通勤の人々が歩いている。平壌に限らず庶民(?)の足は、あまり台数と路線が多くないトロリーバスとトラム(路面電車)。基本は徒歩か自転車。自転車は日本でもお馴染みのママチャリ。中国製と日本製があって、日本製は話題になった放置自転車の輸入が主流。

平壌最初の日の夜の食事は、高麗ホテルのレストランで食べる。

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旨いなぁ・・・heart

部屋で朝鮮中央放送を見ていたら・・・


※北朝鮮のテレビは3チャンネルある。朝鮮中央放送&朝鮮教育文化テレビ(以前は開城テレビだった)の放送時間;平日は夜間(17:00-23:00)のみ、日曜・祝日は午前中から。万寿台テレビは週末の夜間(19:00-22:00)のみの放送だったので、こちらは視聴出来ず。


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朝鮮人民軍の陸軍・海軍・空軍のプロモーションビデオみたいな放送が始まった。のっけからスゴイので急いで動画撮影する。

常時臨戦態勢にあるだけあって、迫力満点!

質より量で戦っているようだ。

この士気の高さ、この兵力・武装力でそのまま日本と戦ったら、自衛隊は負けるかな?

地上軍の投入はオススメしません(笑)


※兵役(朝鮮人民軍)

全ての男子は、1回目(14歳)と2回目(義務教育修了の満16歳)に身体検査を受けて現地入隊する。大学卒業者も卒業する年次に入隊するが、特殊分野従事者及び政策遂行者は免除されるので、大学進学者でも医学部や工学部の人気が高い。召集は男子30歳・女子26歳まで。

なお脱国者(越南家族と呼ぶそうです)が父方6等親・母方4等親内にいると「成分不良者」として召集されないが、社会的不名誉者とされて辛い生活を送ることになる、らしい。

徴兵期間は陸軍(地上軍);3年6ヶ月、海&空軍;4年と決まっているが、10年勤務年限制を導入していることから、実際は7~10年徴兵されている。

北朝鮮国民の平均年収が(表向き)5万円ちょいなのに、テポドン1号が推定600万ドルって・・・
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コメント

chickチョビコ・キュービィの母さま
返信、遅くなりました。
冷麺食べました〜韓国版とは大分違っていました。麺もさることながらスープが。北朝鮮では韓国のように唐辛子で赤く染める料理は少なかったように思います。

私も蓮池薫氏の「半島へ、ふたたび」を読んでから北朝鮮に行ったのですが、外国人観光客向けの食事と本に書かれている食事情(他の媒体も含む)とのギャップに驚きました。

北朝鮮では本場の冷麺は食されましたか?

蓮池薫氏の「半島へ、ふたたび」を読んでいるのですが、現地の感覚からすればホテルで食事をするのってすごいことですよねcoldsweats02

幼いころのハルオさんかわいい~happy02

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