2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

-外国為替-

« 北朝鮮旅行3(平壌の高麗ホテル) | トップページ | 北朝鮮旅行5(西海閘門&龍岡温泉) »

北朝鮮旅行4(平壌市内観光1日目)

幸せそうだねぇ・・我が家の黄色い皇子☆ハルオさんchick

P1060134

定宿の《こんぱまる》で、他のオウムから学んだと思われる意味不明の言葉をですねー、ウガウガ言うとります。

平壌2日目の朝めし。

高麗ホテルでは宿泊客が少ないらしく、朝食はバイキングではなく定食だった。

P1050230

全体的に薄味だが、化学調味料の味はせず美味しい。

もちろん北朝鮮国民がこんな料理を食べられるとは思わない。日持ちしないヨーグルトや貴重な鶏卵を出したり、やたら皿数が多いとこをみると、「我が国は豊かですYO」とアピールしているのかも。

平壌観光に出る。

ガイド兼通訳兼監視役氏によれば「写真は工事中のモノ、労働している最中のヒト、軍人は撮影禁止です。日本人が撮影しているとわかれば、皆、怒りますから」だと。

日朝会談後の小泉首相の態度に北朝鮮国民は怒ってるそーだ。

「中国人は撮影しても怒らないのですか?」と聞けば、「中国人は朝鮮戦争でお世話になったし、今も義兄弟だから大丈夫です」とのこと。


へぇ〜え(  ̄□ ̄;)!!


・・・とっても懐疑的だけど、ここで意見すれば後々の旅がやりにくくなるので、とりあえず納得しておく。オトナですから。

もっとも彼等と一緒にいる時間が経てば経つほど、彼等は「中国人は好きではない」っていうのがわかってくる。うるさいし、身のこなしが万事乱暴だし、マナー違反過ぎ・・・が気に障るそうな。国家の方針《中国との友愛》と、実際に見る中国人のパワーとのギャップに苦悩している様子(笑)

観光に使った車は、中国製のワゴン車。そうそう北朝鮮の道路は右側通行、左ハンドル。

Img_0763

1列目が運転手とガイド兼通訳兼監視役のオッサンが座る。2列目が私達。3列目がガイド兼通訳兼監視役のお嬢さん・・・という席順。

1列目のオッサンが斜め後ろ見で私達のどちらかを監視。3列目のお嬢さんが後ろから被せるよう(私達の間から覗くようにも)監視する。2人の見事な連携プレーで目つきがスルドイ。万全ですな。


でも・・ガイド兼通訳兼監視役さん。

誠心誠意、こちらの要望をなるべく叶うように努力してくれた。ま、考え方というか思想には大いに隔たりはあるけど、人物としては素朴で信用できた。職務に忠実というのは難だけど、とても感謝している。

※我々の要望;金日成の防腐処理された遺体が安置されている錦繍山記念宮殿見学。鉄道博物館と地下鉄博物館見学。散歩させてくれ、百貨店に行きたい。田舎に行きたい。犬肉食いたい・・・等々。

私達は決して単独での外出(市民がいる場所)はできないのだ。

Img_3763

Img_3766_2

Img_3767

旗には「自力更生」
その下のスローガンは「革命の駿馬に乗って疾風の如く駆けよう!」らしい。


- - - - - - - - -
★後半に続く‥‥★
↓↓↓

camera正規の観光地;人民大学習堂近くの芸術劇場前噴水広場

Img_3770

北朝鮮の庶民の結婚式は、両家の親族と友人・職場関係者等が新郎の家で行い、新婦の家訪問と移動して祝うのが一般的とか。移動中に観光スポットや巨大モニュメントの前で写真を撮るそうな。ここ噴水広場も人気写真スポットのひとつ。新婚旅行は一般的ではなく、ただ一週間の休暇を与えられるのみ。

かつては見合い結婚が圧倒的だったが、昨今は自由恋愛と見合いは半々らしい。選ぶ基準は容姿端麗&性格良してんというより、男性は女性の実家に財力または権力があること。女性は海外勤務がある部署に勤務する官僚、貿易に携わる男性(貿易は主に軍が経営している)が理想とか。理由は、海外に行けるチャンスもあるし、海外製品が入手出来易いため。

北朝鮮はまだ父系社会。結婚費用は南部では両家折半だが、北部ではヨメの家が全額負担する。嫁入り道具も含めると高額になるので女児のいる家は大変らしい。

- - - - - - -

camera正規の観光地;万寿台大記念碑

Img_3799

巨大な金日成主席の銅像。

背後の建物は革命記念館で白頭山のモザイク画が美しい。ここに来る前に、我々は献花用の花を買い(強制ではありませんがご協力お願いします!と言われて花屋に連れていかれた;日本円で1束千円)、献花&拝礼する。

「偉大なる金日成将軍様の像は、1972年(金日成60歳)に造られました。高さ22.8mで奈良の大仏より大きいです」


なんで奈良の大仏を引き合いに出すんだ?


「写真撮影は構わないのですが、偉大なる金日成将軍様と同じポーズはとらないで下さい。偉大なる金日成将軍様を撮られる時は、必ず全身を撮って下さい」


うーーーーむ。

Img_3808

Img_0717

左右に合計228体の革命軍と国家建設に携わった人々の像が建つ。左側のオブジェには「百戦百勝のマルクス・レーニン主義の旗印万歳」、右側のオブジェには「金日成将軍万歳」と書いてあるらしい。

Img_0716

チマチョゴリを着た説明する朝鮮人女性は、何やら悲壮感漂う形相で独特の抑揚をつける口調で「なんちゃらこんちゃら・・キミイルソン・・・なんちゃらかんちゃら・・・おおっ〜おおっ〜」とか説明していた。なんでも自家発電機が完備され、いついかなる時でも夜はライトアップされるそうな。

ここには新郎新婦&親が、偉大なる指導者様に「結婚の挨拶」にも来るそうな。

- - - - - - -

camera正規の観光地;主体思想塔

Img_0758

「主体思想塔は、偉大なる金正日総書記様によって1982年(金日成70歳)に造られました。高さ170mです。コンクリートと25,550枚の花崗岩で出来ています。金日成主席様が生まれてから70歳までの総日数(=365日×70年)を表しています。エレベーターで上に上がれます。1人千円です」

枚数まで・・・こだわるなぁ(笑)

塔に書かれている金文字は「チェチェ(主体)」だそーで。

Img_0742_2

金日成は1977年に国家理念を今までの《マルクス・レーニン主義》から《主体思想》に転換した。

※チュチェ思想;人間はあらゆるものの主人で、全てを決定する。人間は首領様(金日成主席)のご指導でのみ、革命と建設の主人公になれる。首領は頭であり、党は胴体であり、人民大衆は手足と同じ・・・だそうです。

スターリン体制が崩壊したのでマルクス主義を捨てて金日成主席が体系化した。簡単に言えば、朝鮮民族の自立&独立を説いたもの。社会主義思想と儒教を融合させている。

北朝鮮では義務教育期間中に、徹底的に思想教育・社会主義道徳・金日成&第一夫人で金正日の母の金正淑の抗日革命史・日本&米国朝鮮侵略などを徹底的に学ぶ。国外からの情報は遮断されているため、主体思想に疑問を抱く庶民は少ないとか。

主体思想を体言化したのがこの塔。夜はライトアップされる。

Img_0739

塔の基礎部分にあった石版。

ガイド兼通訳兼監視役嬢が「この石版は世界各国から、主体思想塔に対してお祝いに贈られたものです。日本からも沢山贈られています」という。

ふむふむ・・・アラビア語の石版もあるな。

日本青年チェチェ思想研究連絡協議会(1974年5月)
チェチェ思想研究兵庫県連絡協議会(1974年1月)

ああ、「北朝鮮は地上の楽園」というアナウンスを信じた、在日朝鮮人の帰還事業(1959年〜1984年)の関係団体のやつか。

日本円でひとり千円も払って、エレベーターに乗り展望台に行く。さすがに眺めは最高だ。大同江(テドンガンと読みます)は平壌市中心部を流れ、長さ450km、主体思想塔あたりの川幅は75mくらい。

平壌の街並みは、各国で報道されている《危機的な経済事情》を感じさせない景観である。

ソ連(ロシア)を彷彿させる都市計画。

10〜30階建てくらいの高層アパートが整然と林立ている。1980年代は深刻な住宅難だったため、1980年代後半〜1990年代前半にかけて高層アパートが多く建てられた。何処もエレベーターは完備されているが、電力事情による苦労は少なくないらしい。暖房は一斉方式。

要所に福利厚生系の施設、劇場など官製の娯楽施設、革命や政治絡みの巨大モニュメントが建つ。国威を北朝鮮国民や外国人に見せつける意味合いも強そうだ。

Img_3845

Img_3847

Img_3848

大同江の中洲(綾羅島)には、多目的競技場《綾羅島 5月1日競技場》=5.1スタジアムや各種の民族競技場がある。5.1スタジアムは、アジア最大でかつ世界で2番目のデカさで15万人収容可能だとか。

ガイド兼通訳兼監視役嬢が強調していたのは「南朝鮮(韓国)の88五輪競技場の2倍あります」だった。完成したのが1989年5月1日だから、1988年のソウルオリンピックの後。韓国の繁栄がよっぽど悔しかったのかなぁ。

Img_3855_2

大同江のもうひとつの中洲(羊角島)には、48階建ての羊角島国際ホテルや、国際映画会館などがある。

Img_3850

1954年に完成した《金日成広場》で75,000平米の広さ(世界で16番目に広いらしい)。広場には花崗岩が敷いており、地下には商店街があるが、外国人は立ち入り禁止。軍事パレードや集会などが行われる。正面の建物は《人民大学習堂》で図書館の機能も持つ。

あれ?

チマチョゴリを着た女性説明員(講師と言います)が現れないな・・と思ったら、展望台にいらっしゃいまして、説明はそこそこに1階の土産屋でかなーりしつこく土産を勧められた。

ちなみに主体思想塔の設計者(張仁淑)は韓国に亡命中。

- - - - - - -

Img_0759

Img_0760

北朝鮮名物《交通保安員嬢》。

平壌には信号機がほとんどないし交通量も少ないので、大きな交差点には交通保安員なる女性が立ち、保安員の独断で車の進行を捌く。実にきびきびしていてロボットを彷彿させる。

「偉大なる金正日総書記様のお心遣いで、今年の6月から交通保安員の立ち位置にパラソルが立てられました」・・・だそうです。

30分間連続勤務で夜9時まで続けられるそうな。「彼女達はエリートですか?」と聞いたところ「エリートではありません」との答えが(笑)

- - - - - - -

camera正規の観光地;朝鮮労働党創建50周年記念塔 

Img_0777

朝鮮労働党創立50周年(1995年)に建立された高さ50mのモニュメント。金鎚は労働者、鎌は農民、筆はインテリを象徴するという。帯には「朝鮮人民のあらゆる勝利の創造者であり、指導者でもある朝鮮労働党万歳!」と書いているらしい。


※朝鮮労働党(チョソンロドンダン)

憲法で「朝鮮民主主義人民共和国は朝鮮労働党の指導のもとに全ての活動を行う」と規定されている。ゆえに労働党員は特権階級と位置づけられているが、1980年の第6回大会以降、党大会は開かれていない。平壌特別市牡丹峰区域戦勝洞労働党3号庁舎にあるらしい(ガイド兼通訳兼監視員は場所を教えてくれなかったため、見学できず)。

党員になるには(1)家系&出生が明白で一族郎党に不満分子がいないこと。(2)18歳以上で党員の推薦を経て申込むのみ。(3)申込みを受領されると1年間は候補者として観察され再度審査を受ける・・こうして党員になれる。


塔の反対側を見ると、大同江を挟んで万寿台(金日成主席の巨大な銅像)と一直線に建っている。

Img_0766_2

あれま。

背後に建設中の《柳京ホテル》が・・・!

- - - - - - -

私達の《柳京ホテル》のただならぬ感心の仕方に、ガイド兼通訳兼監視役のオッサンが「じゃ、ホテルがよく見える場所に行きます。徐行するので車から写真を撮ってください」と言ってくれる。

Img_3911

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

柳京ホテルって、1987年8月に起工された未完のホテル。

ソウルの《63ビル》よりも高いビルを建てるゼ!

まだ後継者だった金正日の音頭で、高さ約300m/105階建て(金正日の教示「世界で一番高いホテルを建設して、第13回平壌青年学生祝典をやりとげよう」があった10月5日にちなむ・・・そうだ)、部屋数3,000室超のホテルを建てた。最上階に3つの回転式レストランがつく。完成すればホテルの高さとしては世界一になるのだが・・

水田のあった湿地帯に建てられた上に、設計ミスが発覚。資金不足等により1992年から15年以上も放置されたため、コンクリートにはヒビが入り、ここに入った水分が凍結膨張を繰り返したため、耐久性が著しく低下。僅かに傾いている噂もある。

単独の建築としては「世界最大の廃墟」と賞され、観光コースから外されて、遂に平壌市内地図から存在を抹殺された。

しかーし、偉大なる金正日総書記は、エジプトの通信事業会社オラスコム社に依頼して2008年4月より建設再開。命知らずの作業員は中国人だそうな(ガイド談)。さすがの金正日総書記も「こりゃ〜危ないな」と、自国の朝鮮人を使わないのかもしれない(笑)

オラスコム社は朝鮮逓信会社と合弁会社チェオを設立。2008年12月より北朝鮮で「携帯電話事業」を展開している。WーCDMA方式による3Gサービスでブランド名は「Koryolink」という。

見返り?

- - - - - - -

camera正規の観光地;凱旋門

Img_0787

高さ60mでパリの凱旋門より10m高いそーです。

金正日総書記が、父の金日成主席のために作らせたそうで、左の柱の1925は、金日成主席が祖国解放闘争を始めるために中国(満州)に行った年。右の柱の1945は、祖国解放&金日成主席が朝鮮に凱旋した年、だそーです。アーチの部分に「金日成将軍の歌」全文が彫っているそーです。

凱旋門の周囲には・・・

Img_0786

地下鉄ケーソン駅(凱旋門という意味)

Img_0788

映画館

偉大なる金正日総書記様は映画好きで、多くの映画を制作している(愛国心を高揚させるための国策映画がほとんど)。

Img_3903_2

金日成競技場

以前は《モランボン競技場》という名前だった。陸上トラックと人工芝の競技場で、収容可能人数は約10万人。ワールドカップ予選が行われたスタジアムだ。

このスタジアムの前の広場が《凱旋青年公園》といい、金日成主席が凱旋演説したところ(1945年10月)。その様子が壁画になっている(撮影せず)。

凱旋門からも《柳京ホテル》が見える(笑)
本当にデカっ!

Img_3896

ガイド兼通訳兼監視員2人の先導で、凱旋門広場の地下道を渡って、反対側の土産屋に行く。土産物屋はまるで興味ないが、地下道には興味津々。

Img_3905

Img_0798

結構広くてゴミは勿論、落書きもない。
そりゃそーだな・・・w

ついでに照明施設もない。

- - - - - - -

Img_0779

Img_0791

Img_0793

Img_3811

市内専用の公衆電話。市外電話は該当地域の郵便局で身分を明らかにしてかける。

Img_0804

- - - - - - -

ガイド兼通訳兼監視員のオッサンが「本屋に行きますか?」と提案してきたので行ってみた。

Img_3816

金日成主席&金正日総書記父子の回顧録のようなもの、演説集みたいな本が半分。革命関連や朝鮮戦争関連の本、CDやDVD、ポスター、民芸品が売られていた。書籍はご丁寧にも、日本語訳・エーゴ訳が用意されている。

つい買ってしまったのは・・・

・アメリカ帝国主義は朝鮮戦争の挑戦者
・20世紀の朝鮮
・朝鮮観光地図帳
・朝鮮観光
・愛国歌のようなCD2枚
・有名歌手による朝鮮民謡のCD1枚

- - - - - - -

ようやく昼飯(笑)

Img_3917_2

真カレイの唐揚げ、緑豆チヂミ(ピンデトク)、白菜キムチ

Img_0812

平壌冷麺でも高級版《チェンバン麺》

蕎麦粉を多く使っているため、韓国のものより色が濃く、麺は切っていないためとても長い(韓国のように鋏を入れることはない)。チェンバン麺は具沢山。

Img_3918_2

箸を使って、キムチやキムチの汁、具材を混ぜ合わして食べるのが一般的。

北朝鮮には東海岸の咸興道名物「咸興冷麺」というのもある。こちらは平壌冷麺に比べて汁が少なめで、白身の魚の刺身が乗っている。唐辛子味噌がたっぷり乗っていて辛い。こちらは夏に食べる冷麺だそうな(平壌冷麺は冬)。

平壌冷麺を食べた《安山館》は、金正日総書記の意向で日本の商社が出資して作られたレストラン。日本の商社は撤退したが、和風のコンセプトはそのまま(日本料理・寿司カウンターもあり)。金正日総書記の料理人・藤本健二氏はここで働いていたそうな。


・・・午後につづく。

(午後は遠出して龍岡温泉へ行く)

.
.
.
- - - - - -
☆ランキングに参加しています。
宜しければ、ポチっ(↓)と応援お願いします・゚・(ノд`)・゚・
にほんブログ村 鳥ブログ オカメインコへ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へ
にほんブログ村

« 北朝鮮旅行3(平壌の高麗ホテル) | トップページ | 北朝鮮旅行5(西海閘門&龍岡温泉) »

bird オカメインコ(ハルオさん)」カテゴリの記事

zone(東アジア)」カテゴリの記事

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/532551/46354138

この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮旅行4(平壌市内観光1日目):

« 北朝鮮旅行3(平壌の高麗ホテル) | トップページ | 北朝鮮旅行5(西海閘門&龍岡温泉) »